【2021年12月】夢の不労所得

2021年12月の不労所得は254,980円でした。内訳は以下の通りです。*1

運用の種類 利益
自動売買(FX) 130,387円
自動売買(ETF) 53,795円
配当金 14,879円
その他(裁量取引など) 55,919円
合計 254,980円

先月とあまり代わり映えのない結果となりました。
裁量は、FX, CFDで10万くらいありましたが仮想通貨のレートが悪い取引で発生した損失で利益が下がりました。


収入の推移

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ここにきて、不労所得の大半が売買益であることに不安が残りました。
自動売買の実績からしても私にとってはそこまで不安定なものではないですが、為替が動かない月は利益が低くなるのでその点は運任せですし世間的にもそう写るでしょう。
ローン判定の年収に含めるものを調べたことがきっかけですが、この判定基準からすると世間的には、株の売買益も同様の見方のようです。配当金は年収に含めて考えられます。
今すでに家を持っているのですぐにローン審査があるとかではないのですが、数年で買い替えており今3軒目なので今後も同じ家にいるとは思えないのです。
とはいえ、配当金は年利5%も難しいのでかなりの資産がないと生活の足しにするのは無理なんですよね…。
FIREなんて無職なのだから、ローンで家を買うことなんて考えるなという話なのですが。。


ポートフォリオ
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今月のポートフォリオ
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先月のポートフォリオ

仮想通貨、結構増えてしまいました。
ボーナスをすべて仮想通貨にしてしまいました。
かなり投機性が高く、なぜ株を買うために残しておかなかったのかと自分でも思いますが、よくわからないものに勢いで乗ることも大切にしており、後悔はしていません。

目指すポートフォリオです。

仮想通貨、BTCだったら割と理想に近いポートフォリオで株を少し整理しようかなと思うところですが、仮想通貨の内容が10SETで一年間ロックされるので一気に不安なポートフォリオになりました。
仮想通貨の出口戦略って難しいですね。私が知っているのは以下です。
・利益が出ている場合、他の仮想通貨で損が出たときに相殺する。
これは税率が高いので基本売らないという方の意見です。(総合課税の雑所得になるため他の所得が高く税率が45%の人)
仮想通貨はもう数え切れないくらいあり、100倍とかになるようなコインは、正確な情報にどれだけアクセスできるかが重要です。
正確な情報にアクセスできても宝くじ要素が強いため、いくつか買って当たるものがあればラッキーという買い方をする場合、マイナスを出さずに済む戦法にはなるかと思います。

私は総合課税でも分離課税でもそこまで大きな乖離のある年収ではない為、税率にこだわりはありません。
問題点は、仮想通貨(BTC)をなぜ買っているかなのですが、本当の最初は通貨としての価値が高いと思ったからでした。
今はそう思っていません。ボラが高すぎて高いときに売りたいし低いときに買いたいとなるとそれは通貨としての利用しづらさになります。
また、BTCよりも優れた機能のある仮想通貨がたくさん出始めました。最近BTCの送金をよくしていますが、遅いです。
もっと早く付加価値の高い仮想通貨はすでにいくつも出ています。
ではなぜ今もBTCを買っているのかというと、仮想通貨の上昇(100倍になる可能性がある)に乗り遅れたくないからと、株と違う動きをする資産、の中でBTCが一番知名度があるからにすぎません。
BTCはもうあまり魅力的に映っていませんが、その他の機能の良い仮想通貨を買っても知名度の問題でBTCのような規則性や取引高が発生するとも思えず、候補がないのでBTCです。
仮想通貨はある程度連動しており、BTCが上がると他も上昇しますので。。
では、BTCはいくらまで上がるのかが出口の考え方になりますが、”わからない”です。
仮想通貨をもっと勉強しないといけないですが、書籍だと情報が遅すぎて情報収集に手間取っています。。
もう少し公式の情報を読み解く力を養って、速報性の高いSNSやテレグラムなど利用していきたいです。

10SETにより内容は少しおかしいですが、
ポートフォリオの基本的な考え方は以下の通りです。

レバレッジETFは少しずつ売り始めようと思います。

短期投資

レバレッジは3倍程度におさえます。
リーマンショック時などの下落(商品によりますが50%程度想定)時に備え現金を一定金額確保しています。
この現金を合わせても、全てが50%下落すると耐えられないのですが、レバレッジ2倍は資金効率が悪いのでいざという時はキャッシングやカードローンを検討します。
また、公開できていませんが、投資先は為替ペアで数種類、CFDで数種類あるため、全てが同時に下落するとは考えにくいためこの構成です。
インカムゲインで年利25%を狙いたいですが、レバレッジを上げるか商品を変えるかしないと難しそうです。
検討の余地があります。




長期投資

コモディティと言っても金はあまり考えておらず、基本的にはビットコインです。
債権も選択肢にありましたが、今回株と対で欲しかったのは株より下がらないものではなく、上昇する可能性があるものです。
といってもビットコインもxxショック時、金融資産の現金化の流れで下がったと記憶していますが、株と値動きが近くなっている債権よりは可能性があると判断しました。
あとは、単純にビットコインは単体で値上がり益が狙えるため持っておきたかったです。
運用方法としては、どちらかが大きく下げた時、もう片方が上昇していたら売却して下げた方の購入に充てることを考えています。
どちらも下落していた場合は比率が大きく崩れないため値が戻るのを待ちます。
どちらも上昇していた場合も同様です。淡々とどちらも購入していきます。

これは相場急落時現金が短期投資に拘束される私のポートフォリオの性質を補う施策です。
せっかくの買いの機会を眺めるだけの時が何度もありました。この機会損失を減らすためです。
どちらも下落してしまっていたら使えませんが、以前までどちらかの下落もそのまま放置していた分はカバーできるようになります。

また、9月の下落時にレバレッジETFを一括購入しています。今は20%以上の含み益ですが下落時は-90%を覚悟しています。

何を言いたいかというと、今までは長期投資で購入した株を売却する精神的苦痛が大きかったのですが、
レバレッジETFは、たまに売却したりしないと損する可能性があるという点でこの苦痛が抑えられます。

これはレバレッジETFが長期投資に向かないということではありません。
基本的に株が右肩上がりなのであればレバレッジETFも右肩上がりですので、握りしめたい商品です。
ただ、下落幅も大きいため上昇した時にある程度確定させておくことで資産全体への影響を減らす効果があると考えています。
また、上昇幅が大きいことはある程度売却してもすぐに上昇幅による補填がされるとも考えます。

今回は下落時の3倍のETF複数を一括購入しましたが、レバナスも少額で積み立て始めました。
この積み立てでいいのか検討し切れていません。
また株全体の下落が来た時、レバレッジ1倍の株を買うのかレバレッジ3倍のETFを買うのか迷いが生じそうなのでもう少し打ち分けのポートフォリオを検討をできればと思います。

こちらの目標年率は以下
配当金などインカムゲインで、5%
キャピタルゲインで、15%

これまで年単位のキャピタルゲインを考えてこなかったので、資産管理の方法を変えていかないといけません。。

その他、
初期の資金量不足から毎月入金しているので年率ってどうやって計算するべきなのか。
年率達成したところで、含み益は幻なのだからFIREできるというものでもないですよね?
キャピタルゲイン投資家は何が目標なのでしょうか・・・などわからないことばかりです。。

私も何が目標で15%なのかも、自分でわかりません。
一応、

目標資産額×10%(インカムゲイン)/12(月) > 生活支出(月)

を達成したい年数で福利計算をした時に必要な増加率から短期投資含め逆算した数値ではあるのですが、
高配当株をのぞき、インデックスやレバレッジETFなどはほとんど配当が出ません。
これらを含めて目標試算額に達したところで5%のインカムゲインは生まれてこないのです。
つまり利用方法がわからないまま目標を立ててしまいました。
(インデックスで資産を増やし売却&高配当株を一括購入などはたまに聞きますが正攻法なのでしょうか。)

今まで確定利益ばかり考えていましたので、色々勉強していかないといけませんね。

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自動売買について

自作ですかと聞かれたことがありますので使っているところをご紹介します。
自動売買(FX):トラリピ
www.m2j.co.jp

自動売買(ETF/FX):トライオートETF
www.invast.jp


自動売買のフレームワークを用意してくれている証券会社を使い、その仕組み内で売買をする設定を行うものです。
ユーロ円を使って説明します。

設定の例*2
EUR/JPYが、115円〜120円の場合、買い注文をし1,000円の値上がりで売るような注文を等間隔で入れる。
EUR/JPYが、120円〜150円の場合、売り注文をし1,000円の値上がりで買うような注文を等間隔で入れる。

設定のイメージ図
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膨大な数の指値発注と決済注文を予約しておくイメージです。
一度決済された注文はシステムにより再度発注状態になりますので、手動でなにかする必要はありません。

もちろんFXですのでレバレッジ取引となります。
リスクはありますが、年利15-20%なので収益性はダントツでいいですね。
一応、コロナショックは乗り切っていますが、ポートフォリオの現金比率をこれ以上下げるのは精神的にも証拠金的にも難しいです。(2019年の赤字は損切りですが、投資手法が定まっていない設定を続けることが精神的に難しいという判断だったためであり、何かのショックなどによるものではありません)


配当金KPI

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またしても去年を下回りました。
あまり原因らしい原因はないですが、12月配当の出る株を一年かけてピンポイントで売っていたようです。
今はあまり買いたい水準の株がないのですが、時間を見つけて探していきたいです。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

*1:確定利益のみのため以下は含みません。 ・評価損益 ・投資信託やロボアドバイザー、CFDなど分配金が自動的に再投資されるもの

*2:私はEUR/JPYだけでの取引はしていませんし設定はもう少し複雑です。詳しくは各証券会社の説明を必ず熟読してください。 もちろんですが、元本の保証はありませんしレバレッジをかけた取引になりますので、リーマンショックやコロナショックのような急落により、追証の可能性があります。 今は安定するような通貨ペアや設定、投入資金を選択できていますが、2019年は数十万円単位の損切りをしています。 よくわからずはじめると絶対に失敗しますので、このまま真似しないでください。